杞憂と信仰 groundless apprehensions and religious faith 2003 12 31

 杞憂で終わればいいが、何事も、万全の準備をしておく必要があります。
12月20日の朝日新聞の朝刊では、
「アメリカもワクチン不足」
「インフルエンザ猛威、死者7万人に倍増か」という記事があります。
 これが、単なるインフルエンザならば、杞憂に終わりますが、
これが、新しい病気となると、万全の準備をしておく必要があります。
杞憂で終わってほしいと祈ります。

 スペースシャトルの悲劇。
 今年前半の異常寒波。
 大停電。
 大型台風。
 カリフォルニアの山火事。
 BSE。

 聖書には、「ヨブ記」というものがあります。
どんなに悲惨な目にあっても、なお信仰を持ち続けた物語です。
何があっても、最後まで信仰を捨てなかったヨブ。
「主は与え、主は奪う。」
ユダヤ教、キリスト教では、常に、
「信仰は試される」と考えておいた方がよいでしょう。
招かれる者は多いが、選ばれる者は少ない。
 さらに、聖書には、このような記述があります。
 最初の愛。
「わたしは、あなたの行いと労苦と忍耐を知っており、
また、あなたが悪者どもに我慢できず、
自ら使徒と称して実はそうでない者どもを調べ、
彼らのうそを見抜いたことも知っている。
あなたはよく忍耐して、わたしの名のために我慢し、
疲れ果てることがなかった。
しかし、あなたに言うべきことがある。
あなたは初めのころの愛から離れてしまった。」

杞憂
中国の杞の国の人が、天が崩れて落ちてくることはないかと心配したという故事に基づく。
しかし、現代では、笑い事ではない。
地球温暖化。
オゾンホール。
太陽活動の異変。
天が崩れ落ちることは、あり得る。
































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